国土交通省対応の図面はなかなか手ごわい。
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国土交通省対応というと仰々しいですが、当社への問い合わせでは
「国交省仕様の図面」 という事になります。
改めて、国交省仕様の図面とは
国土交通省が定めた標準図とは
この標準図は、国土交通省官庁営繕部及び地方整備局等営繕部が官庁施設の営繕を. 実施するための基準として制定したものです。
このような標準図は様々な物があり、代表的なものとして
公共建築設備工事標準図
国土交通省 標準図
国土交通省 共通仕様書
公共建築工事標準図
とにかく色々細かくと言い方はありますが、国土交通省向けの図面で、ルールが細かく設定されております。
それに反して、依頼の際によく聞く言葉は
下書きに使うからざっと書いていいよ。
とか、
現場で確認するだけだし、躯体と部屋割りだけ分かればOK。
など、いかにも弊社がルールを決めて自由に書けるような感じがすると思います。
しかし、あくまでも最終提出先が、どこか?としっかり確認しておかないと後で大変なことになります。
もちろん電子データですので、しっかりとしたレイヤ分けがされていたら、レイヤ名の変更だけです。
されど、図面を開いてレイヤ名変更、色、線幅調整などと簡単に出来るものではないことも確かです。
ですので、弊社では依頼時にしっかりとヒアリングを行い、お互いに認識のずれが発生しないよう細心の注意を支払っています。
一つの修正でも数が増えれば相当な手間となり、コストがかかってしまいます。
このように国交省仕様の図面とか、〇仕様の図面の依頼が来た際には注意しましょう。