改修図面とは - 近江企画

改修図面とは、建物や機械などの既存設備の改修工事を行う際に必要な図面となり、改修内容が設計図面に記載されています。　

　改修工事では、既存設備に関する正確な情報が必要で、改修工事計画や実施に必要な資料となります。　

改修範囲や仕様、材料、施工方法などが詳細に記載されており、建築物の場合は、法令に基づく改修の義務化があるため、法令に適合する改修図面の作成が必要です。

改修とは

　建物の場合でいう改修とは、建物の老朽化や損傷、機能不全などが元で改修が必要となり、改修の具合により、優先順位をつけて改修計画を立てます。

　設備や機械でいう改修とは、部品の経年劣化による摩耗や故障のための部品交換や、性能向上のための改良も改修に含まれます。生産設備の場合は、生産計画に基づいて改修を行う必要がある為、壊れる前の部品交換が要求されます。

　経年劣化とは、部品や製品が時間の経過とともに劣化していくため、避けることは出来ません。特に環境による影響は大きく、室内と室外での使用や、海の傍で使用する塩害など、使用環境に応じた対策が必要となります。