トラックスケールのCAD設計について考える
トラックスケールって知っていますか?
それはあのトラック? スケールって??と思うかもしれません。
道路の道端でダンプカーとかの重量を測るところを見たことはありませんか?
車の検査場にもあります。
変わり種でいうと馬の重さを測るために競馬場にもあります。
普段の生活の中では体重計がその代表格でしょうか。
ケーキ作りをされる方ならキッチン測りもありますね。
重さを測る道具 ということです。
古いものでは数十年前のものがまだ現役で使われているのが工業用の測り(スケール)です。
重さを測る部分が壊れたりした際には、設備の置き換えが起きます。
このように古い設備図面や、10年前程度の設備でもCADで描かれた図面を紛失していることがあります。
このような時には当社が設備図面をCADを使ってトレース、今の時代にあったものに置き換えて最新版の図面をCAD設計します。
工業用ですので、安いものというより、構造的にしっかり、強度を持った設備をCADを使って設計します。
今の時代はCADを使いますが、弊社では2次元CADを使ってトレース、3次元CADを使って設計を行います。
3次元CADですので、各種情報を入れることで、部品の重量、重心、接触の有無にシュミレーションなど、CAD設計だけではない付加価値を持ったCAD設計が出来るのが特徴です。
何よりもお客様とオンラインミーティングをする際には、3次元CAD、もしくは3D CADの良さを十二分に発揮できる場面です。
その物の形がPC上に見えるので、この部分はどうだとか、ここの断面を切って詳細をチェックする。
後ろからどう見えるか? 一部品のみ非表示にして下にある部品を見えるようにする、など自由自在です。
3次元CADですので、AとBの部品の隙間は〇mmとかをその場で確認できます。
かといって設計ミスがゼロになるわけではありません。
何より元図面をトレースする時に尺度や文字などを間違えると大変です。
基本3次元CADではトレースした図面をもとにしますが、トレースについてのチェックをするわけではありません。
ですからトレースする際には寸法、形状等間違えないように正確にトレースする必要が出てきます。
何でもそうですが、元を大事にトレースすることが一番重要で、最終設計にまで影響してしまいます。
CADが便利ですが、紙図面の寸法を読むのは人。
その寸法をCADに入力するのも人。
設計するのも人。
ということを考えると、設計する人の性格がその設計物に反省されるので、設備を見るたびに、作業者目線の設備かどうか見てみるのも面白いと思います。
もし古い設備図面をお持ちで、いつか更新の時期が来ると分かっているもので、CAD図面が無い物、今後の事を考えて、3次元CADにしたい方。
まずはトレースしてCAD図面の用意だけしてはいかがでしょうか。
図面はギリギリにトレース依頼すると費用もかかりますので、早めに準備することで価格もおさえれますし、今後の展開の見通しを立てやすいと思います。
私ども近江企画では、CADトレースを専門としていますので、CADトレースのプロが要望にそって迅速かつ確実なトレース図面、3次元CAD図面を作成いたします。
一枚から、一部品からでもお受けいたしますし、もちろん大量のご注文も可能です。
ご興味のある方は、ぜひ一度無料お見積りからお問い合わせください。