CADトレースのサブスクについて
最近巷でサブスクというワードを良く聞くようになりました。
サブスクとは要は定期購読、継続購入の意味で月額課金の事です。
サブスクを正式にいうと Subscription(サブスクリプション)です。
よく似たもので例えると家や、車のローンのようなものです。
月額で決まった金額を支払い、高額の物を導入、購入する際に使います。
例えば家(ローンとサブスクでは異なりますが、分かりやすいように家としています)を購入する際に、ローンが無ければ一括で大きな金額を「今」持っていないと購入することが出来ません。
それをローンを使うことで、数十年に渡り一定額を支払う契約をすることで、先に家を購入できます。
また、今現金が無くても持っている以上の大きな金額の物を買える。
もしくは、現金を手元に残しておきたいときに使います。
サブスクの画像は著作者:rawpixel.com/出典:Freepik
☆よく似たものでリースがあります
CAD設計やCADトレースしている会社では、導入額が大きくなるCADソフトをリースされている会社も多いと思います。
しかし、リースは5年縛りが一般的で、かつ契約後はソフトを返却もしくは、さらに一定額を支払い続ける必要があり、一長一短があります。
☆CADトレースのサブスクのメリット
そこでCADソフトのサブスクでは、必要な期間のみ一定額でCADソフトを使えることが最大のメリットと言えます。
使用が終わればソフトを返せば終わりですので、プロジェクト毎にサブスクを使うことで予算の管理がしやすいのがメリットです。
必要な時に最新版のソフトが使える。
もちろん永続的に使うにはCADをサブスクで利用するには割高にはなりますが、必要な時に最新版CADが使えるというのは一番のメリットと考えられます。
☆当社が考えるCADトレースのサブスク
CAD設計、CADトレース業務を専らの業務にしており、かつ協力企業とチームを組んでおりますので、このようなCADサービスを提供できます。
お客様によっては、サブスクするほど図面をCADトレースしないお客様の場合でも、過去資産をCADトレースしておきたい要望があるものです。
そこでサブスク契約することで一定のボリュームのCAD設計、CADトレースを毎月作成することが可能です。
☆従来CAD設計、CADトレース依頼時
紙図面やpdfを当社へ送付。
見積、期間が合意すれば発注。
CAD図面で納品。
☆CADトレースのサブスク契約の場合
図面を当社へ送付
CAD図面で納品
となり、1Step省くことができます。
枚数によりますが、図面枚数が増えると、見積提出だけでも1、2日かかるときもあります。
週末を挟むと3、4日必要ですが、サブスクであれば、その日数を省けます。
しかも毎月一定枚数のCAD設計、CADトレースを行うことで、今後予想される図面を先にCADトレース依頼をかけておけば、常に設計・トレース図面が毎月仕上がってくる状態となります。
また、費用は定額ですので、とにかく図面を送るだけで仕事が捗るメリットは大きいと思います。
CAD設計や、CADトレースをサブスクにする=外部に社員を雇用する。に考えが近いです。
☆CADトレースのサブスクの費用に関して
毎月一定額の支払いなので予算管理が容易である。
当社としては、一定の仕事を見込めるので、人員のやりくりがしやすい。
ルールが変わらない限り、設計者・トレーサーもCADルール等気にせず図面に取り掛かることが出来る。
など、様々なメリットがあります。
もちろんお仕事ですので、お客様も仕事量によっては依頼枚数の上下が予想されます。
それを見越してある程度予想した金額でサブスクを始めることが多いです。
☆CADトレースのサブスクの見直し
実際このサブスクは一年後に見直しを行います。
・支払った額より、成果品が少ない時は、次年度で調整し、サブスク額を調整できます。
また、次年度に不足分の図面を多くCAD設計・CADトレース致します。
・支払った額以上に内容の濃い図面を納品した場合は、不足分を一年に一度調整金としてご請求致します。
このように最終的にはお互いの納得できるところへ落とし込みますので、まずは少額からサブスクを始めてみませんか?
サブスクについての質問はいつでもお受けしております。